給湯器の交換はどこがお得?東京ガス・パロマ・リンナイ・ノーリツを徹底比較

- 給湯器の交換は「メーカー・号数・ふろ機能・省エネ性」の4点で機種が決まる。
- 補助金は購入費の割合ではなく機器種別ごとの定額で、エコキュートは7万円/台が基本(給湯省エネ2026事業)。
- 補助の上限台数は戸建2台・共同住宅等1台まで。
- 国制度の申請は登録事業者が行う形が基本で、自治体の独自助成も併せて確認する。
- 交換の始め方は「見積もり依頼→提案・注文→工事立会い・支払い」の3ステップ。
給湯器の交換の結論

給湯器の交換で最初に決めるべきは「いまと同じメーカー・号数で替えるか、省エネ機種に切り替えるか」です。
私は年間50件以上、業者とユーザーの両方に取材してきました。正直に言うと、急ぎの故障交換なら同じメーカー・同じ号数で替えるのが一番ラクで失敗が少ないです。
一方で、エコキュートやハイブリッド給湯機への切り替えなら、国の補助金が効きます。給湯省エネ2026事業では機器種別ごとの定額補助で、エコキュート7万円/台、ハイブリッド給湯機10万円/台、エネファーム17万円/台です。
キャンペーン情報
2026年に給湯器交換で使える国のキャンペーンは「住宅省エネ2026キャンペーン」で、その中の給湯器交換向けが給湯省エネ2026事業です。

国の案内でも、給湯器交換に使える制度として給湯省エネ2026事業が示されています。
注意したいのは年度の切り替えです。給湯省エネ2025事業で補助を受けた給湯器は、2026事業の対象になりません。同じ給湯器で二重に受けることはできない、という線引きです。
東京ガスのおすすめ給湯器
省エネ性で選ぶなら、家計と環境にやさしい高効率給湯器エコジョーズが基本線です。
エコジョーズは、これまで捨てていた排気の熱を再利用してお湯を沸かす仕組みのガス給湯器です。同じお湯の量でもガス使用量が減るので、毎月のガス代に効いてきます。
私の取材では、ふろ機能はフルオートとオートで迷う人が多いです。違いはシンプルで、フルオートは自動の足し湯や配管の自動洗浄まで付き、オートは自動湯はりと追いだきが中心です。
お知らせ

給湯器交換の補助は年度ごとの予算事業で、毎年内容が見直されます。
だから「去年と同じ」と思い込むのが一番危ない。給湯省エネの補助額・対象要件は年度名まで確認するのが安全です。
なお、給湯省エネ事業者は補助金の振込み後、6年間の管理・保管に関する定めがあります。申請を業者任せにしても、対象機器の記録は手元に残しておくと後々安心です。
ガス給湯器商品一覧
ガス給湯器は「暖房機能なし」と「暖房機能付き」で大きく分かれ、費用相場も変わります。

床暖房や浴室暖房乾燥機を使っている家は暖房機能付き、お湯と追いだきだけなら暖房機能なしが基本です。ここを取り違えると工事後に暖房が動かない、というトラブルになります。
号数は同時に使うお湯の量の目安です。下の表で家族構成と号数の目安を確認してください。
| 号数 | 目安の使い方 | 向いている世帯 |
|---|---|---|
| 16号 | 台所か浴室のどちらか中心 | 1〜2人世帯 |
| 20号 | 台所と浴室を控えめに同時使用 | 2〜3人世帯 |
| 24号 | 台所と浴室を同時にしっかり使う | 4人以上の世帯 |
パロマ 給湯器
パロマはガス給湯器の主要メーカーの一つで、いまパロマを使っているなら同メーカーで替えるのが手堅い選択です。
同じメーカーで交換するメリットは、配管位置やリモコン操作の感覚が近く、工事も読みやすい点です。
私が現場で聞くかぎり、機能差より「在庫があってすぐ付くか」で実際の交換先が決まることが多いです。急ぎなら今のメーカーにこだわらず、納期も見て判断するのが現実的です。
リンナイ 給湯器
![ガス給湯器 交換工事[施工説明]:従来型からエコジョーズへの取替え!【住設ドットコム】](https://i.ytimg.com/vi/iqIvR4BB_MQ/mqdefault.jpg)
リンナイも国内シェアの大きいガス給湯器メーカーで、エコジョーズの選択肢が豊富です。
フルオート・オートのラインナップが揃っているので、いまフルオートを使っている家がフルオートで揃えやすい。買い替えで機能が下がる失敗を避けやすいのが利点です。
ノーリツ 給湯器
ノーリツもガス給湯器の主要メーカーで、暖房機能付きのラインナップまで含めて選びやすいメーカーです。

床暖房や浴室暖房を使っている家で、暖房機能付きへの置き換えを考えるなら候補に入れて比較する価値があります。
ノーリツは補助金まわりの解説も公式で出しています。制度の理解を深めたい人は一次情報と合わせて読むと整理しやすいです。
見積もり依頼の前に
見積もりを取る前に、いまの給湯器の「メーカー・号数・ふろ機能・設置タイプ」をメモしておくと話が早いです。
この4点は本体側面の銘板シールに書いてあります。スマホで撮って業者に送るだけで、見積もりの精度がぐっと上がります。
交換の流れはシンプルで、見積もり依頼、提案・注文、工事立会い・支払いの3ステップです。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| STEP1 見積もり依頼 | 現状の型番・写真を伝える | 号数とふろ機能をそろえると誤差が減る |
| STEP2 ご提案・ご注文 | 機種と工事内容を確認して注文 | 補助金対象かをここで確認 |
| STEP3 工事立会い・お支払い | 当日立会い、動作確認後に支払い | 対象機器の記録を控えておく |
給湯器の選び方

給湯器選びは「メーカー・種類・号数・ふろ機能・省エネ性」の順に絞ると迷いません。
故障での急ぎ交換なら、同じメーカー・同じ号数・同じふろ機能で替えるのが一番事故が少ない。これは私の取材でも一貫して言われる現場の答えです。
逆に、まだ動くうちの計画的な買い替えなら、補助金が効くエコキュートやハイブリッド給湯機への切り替えを検討する価値があります。
| 対象機器 | 基本の補助額 | 加算 |
|---|---|---|
| ヒートポンプ給湯機(エコキュート) | 7万円/台 | 性能要件を満たすと3万円/台 |
| ハイブリッド給湯機 | 10万円/台 | — |
| 家庭用燃料電池(エネファーム) | 17万円/台 | — |
メーカー
メーカーは原則、いまと同じメーカーでの交換がおすすめです。

配管やリモコンの納まりが近く、工事の読み違いが減るからです。機能で大きく差をつけたいとき以外は、同メーカーで号数とふろ機能をそろえるのが堅実です。
補助金は国制度だけでなく自治体の独自助成もあります。自治体によっては購入費または設置費用の4分の1・上限1万円のような小規模助成の例もあり、これは全国共通ではない個別制度です。国と自治体の両方を確認してください。
よくある質問
取材でよく聞かれる3つの質問に、結論から答えます。
よくある質問
最後にひとつ。故障してから慌てるより、銘板の写真を今のうちにスマホへ1枚撮っておく。これだけで、いざという日の交換が驚くほどスムーズになります。
